「世界全体に広く分散して投資すること」
皆さん、こんにちは!「金のたまご農園」の農園主です。
今回は、多くの方が疑問に思っているであろう、外国株や海外ETF(上場投資信託)に関する私たちの考え方について、正直にお話ししたいと思います。
質問: 「金のたまご農園では、外国株や海外ETFなどはお勧めしないのでしょうか?」
結論から申し上げると、私たちは、外国株や海外ETFへの投資を積極的に推奨しています。ただし、その方法は、直接個別の海外株を買うことだけではありません。
私たちの推奨は、「世界全体に広く分散して投資すること」という哲学に基づいています。
1. なぜ『世界という名の畑』に種を蒔くのか?
投資の基本は「分散」です。日本という一つの国だけに資産を集中させることは、大きなリスクを伴います。
- リスク分散: 日本経済が停滞しても、米国や新興国といった他の経済圏が成長していれば、あなたの資産全体は守られます。
- 成長機会の確保: 世界経済の成長の中心は、常に変化しています。特に、GAFAに代表される革新的なテクノロジー企業が多く存在する米国市場は、今後も世界経済を牽引する力を持つと期待されています。
- 為替リスクのヘッジ: 外貨建て資産を持つことは、日本円の価値が下がるインフレや円安の際のリスクヘッジにもなります。
2. 農園流:初心者におすすめの『海外投資術』
私たちの『金のたまご農園』では、初心者の方でも手間をかけずに、世界全体へ分散投資を行うための、最も効率的な方法を推奨しています。
① 『ワンタップ』で世界に種を蒔く(投資信託)
最もおすすめなのは、日本の証券会社で購入できる、海外株式を対象とした「投資信託」です。
- 例: 全世界株式インデックスファンド、S&P500インデックスファンドなど。
- メリット:
- 手軽さ: 日本円で買え、配当の再投資や税金の処理が自動で行われます。
- 低コスト: 低い信託報酬で、自動的に世界中の数百~数千の企業に分散投資が可能です。
② ETFで効率を追求する(海外ETF)
投資に慣れてきた方には、海外市場に上場しているETF(上場投資信託)も有効な選択肢です。
- 例: VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)など。
- メリット:
- 低コスト: 投資信託よりもさらに運用コスト(経費率)が低い場合が多いです。
- リアルタイム取引: 株式のようにリアルタイムで売買できます。
- 注意点: 外国株口座の開設が必要で、為替手数料や外国税額控除などの手続きがやや複雑になります。
3. 『金のたまご農園』の結論
私たちは、外国株や海外ETFそのものを避けるべきだとは考えていません。むしろ、それらが提供する「グローバルな分散」と「成長の機会」は、あなたの資産形成に不可欠だと考えています。
あなたの『金のたまご農園』を、日本という一つの国境に縛られることなく、世界全体に広げ、どんな市場の『嵐』にも負けない、盤石なものにしていきましょう。
